大河内山荘の歴史と見どころ
嵯峨野散策の休憩に静かな庭園へ
「大河内山荘」は、大正・昭和にかけて時代劇などで活躍した映画俳優・大河内傳次郎氏が、彼自身の美の世界を追求するためにコツコツ年月をかけてと作り上げた庭園です。なんかかなり変わった人だったみたいですけど、お庭は文句なしに美しいです。
嵐山を借景にした日本式庭園で、苔むした庭の趣や、登っていくとふと広がる高台のひらけた景色など、歩いていくうちにどんどんお庭が変わっていくような印象があります。「気がいい」としか言いようがないのですが、散策しているだけで心が洗われるような。個人的にも好きな場所です。


さらにですね。大河内山荘は来訪者に茶屋で和菓子(最中)とお抹茶のサービスをしてくれるのです。まあ見学料は1000円なので高めなんですけど。でも嵯峨野って、あまりいい感じのカフェが少ないし、散策コースの途中にそれがあるとも限らないですし、なかなかお茶休憩が取りにくい場所だと思うのです。
そんなときに大河内山荘をあらかじめ午後の予定コースに組み込んでおけば、こんな素敵な場所で一息つけるのです。

大河内山荘の詳細情報、アクセス、地図
住所:京都市嵯峨小倉山田淵山町
電話:075-872-2233
公開時間:9:00-17:00
見学料:1000円(※抹茶付き)